生きること

都会育ちの僕が、山とヤギに囲まれて、初めて母親に言えた言葉。

投稿日:

今日は、プライベートなことを書いてみようと思う。

ここは八王子市別所

今、八王子に住んでいる。
別に隠し事でも何でもない。
運営するネットショップには住所記載義務があるので、公のことだ。
八王子は八王子でも、ここは南大沢と京王堀之内の中間地点。別所というところだ。
もちろん駅の名前は引っ越すまで聞いたこともなかった。
都会の人が、川向こうと揶揄するそんな場所だ。
正直引っ越してきて2年間は慣れなかった。慣れないどころかいつも怒っていた。
 
これがあの噂の多摩ニュータウン。
そしてここは多摩ニュータウンでも新しいエリアなのでまだ建物全部が新しい。
歩いている人もお年寄りが極めて少なく、単身者は学生寮以外は皆無だ。
子連れの家族がこんなに世の中多いのはびっくりだ。
どこが少子化だ?(未確認だが、7人子供いる家族を見た!)
街は実に人工的で、でも都会じゃない。あたりまえだ。
なんというか無機質で、街の息吹が感じられない。
無理矢理つくりました感が満載だ。
知ったかぶりして言わせてもらえば、都市工学に基づいてない、デベロッパー理論だけで作ったなって感じの街だ。
緑は多いかもしれないが、なまじ植えたての木ばかりなので、都会の木よりもよっぽど小さい。
桜にいたっては、驚くほど小ぶりだ。
東京の桜のほうが3倍は大きい。
そう。ここは住所こそ東京だが、僕の知っている東京ではない。
これならまだ北区のほうがずっと東京っぽい。(あたりまえか?)
山を切り崩してマンション建てまくったので、実は生活圏に山はない。
ゆえに恐らく殆どの人は、田舎暮らしをしていながら、山へ行かないで終わっているんじゃなかろうか。
 
さて、この無機質で、マンションしかない多摩ニュータウン。
慣れないどころか狂いそうだった。
いや、狂っていた。
家にいると周りはコンクリートだけ。まだ都会の住宅地のほうが整備された自然がある。文化がある。
いずれにせよ、引っ越しになれているはずの僕がぶつかる、初めての分厚い壁だった。
UR賃貸、公団の建物の壁は分厚いので有名だが、それよりはるかに厚い核シェルター並みの厚い壁が立ちはだかっていた。
引っ越してきてきてからの2年は、正直うつ病っぽかったんじゃないかと思う。
他の田舎がどうなのかはしらないが、僕のストレスの原因は5つあった。

  1. 商店街がない。まじでない。肉屋のおばちゃんも、八百屋の親父もいない!和菓子屋どこへ行った??
  2. 箱物しかない。聞いたこと無いスーパーばかり。箱はデカイのに品揃えが少ない。当然三浦屋とかクイーンズとか無い。
  3. 車のマナーがあまりよろしくない。人より車優先です。
  4. ちょっと今まであまり目にしなかったタイプの人が実に多い。9割近い?(これについては後述)
  5. 挨拶する人が極めて少ない。しても返ってこない。5〜6割。

などだ。
 
今となっては山とヤギのお陰で、どうでもいいコトになってしまった。そして今の僕は、今までの僕と違うので、なぜ嫌だったの理由はこの際重要じゃないとおもう。
重要なのは、山とヤギだ
何故重要か。
それは、山とヤギのおかげで、自分と向き合うことが出来たからだ。
 

山との、最初の遭遇

最初の山は、実は歩いて5分ほどのところにあった。
今見れば、これは山ってほどのもじゃない。
恐らく前は山だったはず。でも、いっぱいマンション立てるために切り崩して、残った先っちょの部分が残ってる感じ。
そんな感じの、小さな山。
でも、最初はドキドキで、遭難するんじゃないかと思って iPhoneの充電100%、握りしめて出かけたものだ。
しかも怖くて、一回で全て回れなかった。
 
都会育ちは自然に対して脆弱だ
 
その山は、整備されていて、小さいけれど、吊り橋もある
歩いて5分で吊り橋だよ!?
初めて得した気分になった。
いやあ、慣れてくると山楽しい。
まるで自分の庭だ。しかも誰もいない。
今まで俺の庭といったら、子供時代は神保町に秋葉原。その後は恵比寿を庭だと勘違いしたこともあったし、最近までは西荻〜吉祥寺だ。
それが今は山を庭といえるまでになった。大したものだ。(実は大したことのない。舐めているってこと、あとでわかる)
近所ということもあるし、小さい山だから、短パンと半袖で運動がてら出かける。
木の棒であちこちつついたりもする。がさがさ音もたてていた。
ところがこの音がまずかったか、吊り橋を渡り始めたらオレンジのピーナッツみたいなのが足にピタピタくっつく。
その後すぐに、体験したことのない激痛。
スズメバチだ。
後でわかったことだけど、キイロスズメバチではなくて、別のスズメバチだった。でも4箇所も刺された。いやあ、痛かった。
スズメバチに刺された時のことと、その後の治療法についてはこの記事にまとめてあります。
 

本当の山に出会ったのは今年の4月

近所のその小さな山は、もちろん今もたまに行くのだけど、ある日、誰も行かない方面へ歩いて行った。
なんというか、本当になにもない所へむかって。
なにもない。駅も無い。だから誰も行かないし、スーパーどころかコンビニもない。
よくわからないけれど、とにかく行ってみたら、凄いところに出た!
それがこの写真
まあよく見て欲しい
10 11
 
なんでもここは400年以上前から、江戸時代から畑をやっているそうだ。
ここで、風に吹かれて、なにかすごかった。
この写真は二度目に行った時。
実は僕は、実の母親との折り合いが悪くて、よく喧嘩していた。
つい数年前までは、心からのお礼なんて言えたこと無かった。
この写真を撮った、二度目に訪れたその日。
僕は誕生日だった。
珍しく自分から母親に電話して、産んでくれてありがとうと言えたんだ。
いや、それまでにも言ったことはある。
そういう風に言えって友達に言われたからだ。
その友達も母親ととんでもなく関係性悪かったらしいんだけど、その一言を言うようになってお互い一気に変わったと。
「あんたも親との関係性をよくしないと、だめだよ」とかなんとか言われて。
それで僕も、わずか3,4年前に初めて言って。
「産んでくれてありがとう」と。
それで母親との関係性は凄く改善された。
これほんと。
 
でもこの日は違った。
生まれて初めて、自分の誕生日が嬉しかった。
そして自分から電話して、受話器越しに(今ならiPhone越しか)心から母親に御礼を言えたんだ。
「産んでくれてありがとう」と。
まあ、まだヤギはでてこないんだけど。とりあえず、
とりあえず、この場所は凄くて。
ここに立っているだけで、泣けてくるような、そんな場所だった。
この見渡す限りの緑と、谷間の畑。
樹の下にそよぐ風。
最高の場所だった。
近くの杭にかけておいたジャケットをとると、
尺取り虫の子供が10匹以上もくっついていた。。。 う!
長くなったので、また次書きます。
 
ところで、別に自分のコト書いてもいいんだけど、ブログの内容がばらけてきて。いいんだろうか。
これもさっきたまたま友達に「山凄いよ。俺人生観かわったよ」って話したら、ブログに書けッて言われて、それで言われるままに書いているんだけど。
誰も読まない日記っぽいブログだけは書きたくないよ。
 
次はヤギが登場です!
 

-生きること
-

Copyright© ヒバモン , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.