ネットショップ運営の話

同じものを売るなら、高島屋よりも高く売る"方法"を考えると良いかも。というお話

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昨日の続きです。
昨日は過去さかのぼって、ネットショップに求められるスタイルを、タイプ別に分けてみました。
また、「2015年からのネットショップのあり方」、みたいなものを言い当てている書籍を紹介しました。
 
アマゾンにも負けない、本当に強い会社が続けていること。

 
この本の言っていたのは、
ネットショップもこれからは、「メーカー化するか、サービス業化していかないと生き残れない」
ということでしたが、今日はその続きです。
 

高島屋よりも高く売れ!?

最初、今回の記事の題名を、「高島屋よりも高く売れ!」にしていたのですが、高島屋よりも高く売ることが目的ではないので、題名を変更しました。
結論から言うと、「他店と同じ商品でも、お客様にもっとも良いものを提供するつもりで最善を尽くしましょう。」という意味です。
 
これ、とても正しいですよね。
近江商人もきっと認めてくれることでしょう。
でももう少しストレートな表現を使ってみたいです。
 
「どこよりも高く売るには」
のような。
これ、間違ってほしくないのですが、意味なく高く売ることではありません。
それだけは絶対違います!
詐欺だからとか言う前に、結局そういう悪事をすると、世の中じたいがよくなりません。
商売以前の問題です。
 
昨日紹介した本も、言いたいことは究極これだと思いました。
「どうやったら高く売れるかを考えよう。」
 

1杯10万円のレモネード

以前、アメリカのテレビ番組で、ドナルド・トランプが出演しているマネーの虎的な番組がありました。(そろそろマネーの虎を知らない人も多いかもしれない)
ドナルド・トランプが誰かはさておき、日本ならさしずめソフトバンクの孫さんみたいな人です。
そのドナルド・トランプに、全国から集められた出演者がビジネスプランを持ち寄ります。それで、最後まで残った人はドナルド・トランプと一緒にビジネスが出来るというものでした。
でも毎週「お前はクビだ!」 ッて言われて、蹴落とされるのが楽しいらしく、当時(10年前?)アメリカでも一番人気の番組でした。 その後、ドナルド・トランプから、出所後のマーサ・スチュアートが番組を引き継ぎました。
 
で、そこに、最終的には落ちてしまったのですが、ドナルド・トランプに気に入られたある学生がいました。
彼のアイディアは、「1杯10万円のレモネードを売る。」というものでした。
 
あなたなら、1杯10万円のレモネードと聞いて、何を想像しますか?
騙してる?
砂糖水を10万円売ることは絶対無理!
 
これは当時のわたしが感じたものです。
まだビジネスをスタートしはじめたころの自分。
その自分には、10万円のレモネードはナンセンスでした。
 
でも今ならわかります。
1杯10万円のレモネードの意味が。
どうしたら10万円の価値のあるレモネードを作れるか、それを考えることだと思います。レモネードのバリューを上げることを考えるのは、どうしたらもっと美味しいハンバーガーが出せるかを考えるのとまったく同じですね。
 
こういったことを、ネットショップも考えていかないとならない時代になりました。
 
実際、私もネットショップを続けてきて、2011年以降からの変化はそれまでの変化とは比べられないものがあり驚いています。だから、上記のような本を、つい読んでしまったんだと思います。
 
さて、
「卸元(製造元)が、ネットで安く売り始める」話をしました。
だからネットショップ側もメーカー化するかサービス業化するかというはなしですが、どちらも若干ハードル高めです。
 
そんな時、有効だったのが、「どうやって魅せるか」でした。
実際、成功事例は私のお店いがいでもたくさんあるのですが、若干最近はそれもひろまってきたので、ハードルがたかくなってきていはいますが、念のためご説明しておきます。
 

メーカー化でもなく、サービス業化でもなく、感情に働きかけるネットショップになるには。

 

 高島屋よりも高く売った話

高島屋よりも高く売るというのは1つのキャッチーな比喩ですが、実際に自分で経験したことを書いてみます。
 
ある日偶然、高島屋の通販カタログみたいなものを手にしました。
パラパラめくっていると、自社と同じ商品がのっています。
「なんだ。こんな地味な商品まで高島屋って売るんだ。」そう思いました。
ここでは商品名を伏せさせていただきますが、2年前に廃版になった商品です。
ネットを調べてみると、未だ在庫をもってらっしゃる店舗さんが見つかりましたので、ちょっと商品名は伏せますね。(あとで注文しそうです)
 
その地味な商品は、自分のお店では3,480円とか3,600円で売っていたと思います。今から10年くらい前の話です。
また、他店では2,100円で売っているところもありました。
しかし高島屋のそのカタログには、なんと4,600円で掲載されていたのです。
驚きました。
同じ商品です。
しかも仕入れ値は、いまだから言える830円なんです。もちろん製造元もそのことは知っていました。でもその製造元をみつけるまで、私も倍位所の価格でしいれていたので、世の中の物流の怖さを知りました。
さて、デパートといえば高島屋。
高島屋には懐かしい思い出と愛着しかありません。
その高島屋よりも高くして、果たして売れるのか?
そう思ったらすぐに実行してみたくなりました。
 
そして考えました。
どうしたら高島屋よりも高く売れるか。
とりあえず地味すぎて、目立たないので、撮影をし直し、その商品に個性を与えることにしました。個性を与えるわけですから、文章もただのサイズ説明とか、材質説明ではなくて、自分の感じたことを書いてみました。 たとえば、この枝の先が3つにわかれているので、鶏の足みたいでかわいいとか、そんな他愛もない感じです。
また、自分のお店での売値も考えました。
価格をとりあえず4,800円にしました。数百円ですが高島屋よりは高いです。でも、従来より1,000円も高いですし、ネットで検索すると、2,400円で販売しているお店ばかりです。
つまり、市場の平均価格2,000円台の商品を、高島屋より高い4,800円に設定しました。
 
そしてその価格に見合う、商品ページづくりをしました。
今見ればなんてことのないページなのですが、当時は書品の1つ1つを細かく撮影し、説明を掲載しているお店は珍しかったのです。
 
そんなこともあり、お客様には「写真が綺麗」とか、「かわいい」等と言っていただき、自店の隠れた人気商品となりました。
得られた利益は日本文化の継続に使わせていただいたり、微力ながら震災時は寄付といったことも出来ましたので、お買い求めいただいたお客様には大変感謝しております。
 
ただ残念ながらこの商品はもう二度と創ることができなくなってしまいました。
 

これで本当にAmazonに負けない販売を続けることができるのか?

 
これは1つの事例ですが、同じようなことは数多くありましたので、全部が全部は負けないんじゃないかなと思います。
他の店舗さんのお手伝いをした時にも何度も経験したので、恐らく有効な手段はそれなりにあると思います。
 
細かいことを言うと、Amazonのシステムの利便性のほうが優位性高くなる商品もあるのですが、それでも品物によっては充分、Amazonに負けないで販売をすることができると思います。これが現時点での私の結論です。
ちなみに、Amazonではなくて、高島屋に負けないためにやったこと(笑
および、やれることをまとめます。

  • 一眼レフ+単焦点で背景をぼかした写真
  • iPhoneでもOK! そのかわり、素材集をつかったり、アプリを使ってコラージュしたり
  • 商品説明ページに、季節の素材をつかったり「花花素材集」など
  • 撮影時のアイテムにも注目!(事例:はちみつ+北欧のアンティークカップなど)
  • キャッチコピーを面白く!(ヴィレバン風もあり?)
  • 歴史を紐解き、ルーツを辿ったり
  • 作り手さんにスポット当てたり
  • 自社商品のバナー広告を自社サイト内で使ったり

などなど
メーカー化、サービス業化までリソース割けなくても、まだまだできることってあります。
がんばってくださいね!

 
なんか今回は、自分の好きなカテゴリーの話題なので、書きたいことが多すぎて文章がグダグダになりつつありますが、これからネットショップ始める方も、今すでにやってらっしゃる方も、がんばってくださいね。 なんか役に立つこと書けているか心配ですが、お叱りやご意見、ございましたらお待ちしております。
 
いずれ、成功事例を掲載してまいりたいと思います。

結局ネットショップって、どうすればいいの?

一番理想的な状態は、
売ろうとせずに行動し、結果的に売れる
だと思います。ただこれは凄く難しい。
 
だから、自分の理念とか、ポリシーとか、美的感覚とか、創作意欲とか、文章書きたい気持ちとか、写真に対するこだわりとか、なんでもいいから自分の内面から出る創出意欲みたいなのをネットショップに反映させることだと思います。
売るためにデザイナーさんに頼んでパッケージ綺麗にするのも、ある意味創作意欲ですし、自分が趣味で絵を習っていたら、その絵を使うほうが、見ている方は嬉しいと思います。
ついつい自分のそういった裏にある強い欲求って、表に出しにくかったりすることもあるのですが、そういうものと重ねあわせたほうがやっていて面白いと思うのです。
サラリーマンなら言われたことやらないとダメだと思うんです。
でも、自分でなにかやるのであれば、そこは自分の内面にもっているものを少しでも出していかないと、面白く無いんじゃないかなーって、最近特にそう思います。
 
私は人と話をすることが好きなので、商品販売のライブストリームやりながら、ああでもないこうでもないってやりたいところです。(笑)
もしくはオンライン油売りとか。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
 
 

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